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河口落合線1工区 6(設計図面変更) (6/4図解を追加)

 

 

河口落合線1工区 5での

伐開完了後

レーザースキャナー(TLS)測量で

正確な測量が完了しました。

 

 

後日

 

測量データの解析処理が終わり

設計図と合成!

 

 

今回の林道開設工事は

 

道路の始まりが

崖のようになっているので

路側擁壁を施工して盛土をおこないます。

↑終点側からみたら

結構な絶壁です!

 

それだけなら

割と経験してきた事なんですが…

 

難点は

下りの勾配で

14%の急勾配が続きます。

 

しかも

一番高い路側擁壁

最大の8mタイプの擁壁です。

 

そして

最悪

床面の岩盤が弱い場合は

さらに置き換え擁壁が必要となり

最低でも

道路から

8mプラス2.5mの

10.5m

床掘り面を下げないと…

 

益々

バックホウでの下り急勾配の床掘が困難に…

 

 

高速道路と違い

限られた予算で

林道を施工するうえでは

高い技術力が必要です。

 

(現場代理人:Y真くん)

しかし!

ここが我々

山に生きる土木集団の

腕のみせどころですよ!

↑Y真くんは言ってません私の私見です(^^)

カッコイイことは書いたものの

安全第一が基本

時間をかけて施工をするつもりです。

 

 

 

 

話は変わりますが

林道は単曲線を使ってカーブを設計しています。

R(半径)が50mをきると

カーブを車両が回りやすいように

拡幅がつき道路が広がり

道路が今回のように

右カーブ、短い直線、左カーブのすりつけが

いびつな線形になります。

 

 

普通なら設計通り施工しますが

こんな感じに

設計変更を提案します。

提案したのはK山ICT活用事業部長です(^^)

 

初めての林道工事ですが

山D 所長! 

張り切ってくれてます!

 

これから

安全第一で工事を進めて参ります。

 

 

 

おまけ

工事だよりです。

(内容は少し前になります)