先日、「株式会社金剛(以下㈱金剛)」さんに「DJI MATRICE 4」のデモンストレーションを行っていただきました。
当社では測量用として「MATRICE 300 RTK」と「PHANTOM 4 RTK」を状況に応じて使い分けています。今回、見せていただいた「MATRICE 4」は飛ばす前の準備の段階から明確な違いがあり、準備にかかる時間は従来と比べてかなり短縮できると感じました。
今回、ドローンの基地局として利用していた「D-RTK3」は公式発表の際にHPを見ており、GNSSローバーとしての機能を期待していたのですが、日本の法律では使用できない機能があり一部に規制がかかっているようで基地局としては当社で使用している「D-RTK2」との大きな違いはなく、流用が可能なため導入費用は抑えられるのではとのことでした。
また、測量を行って帰還する時から撮影したデータの処理を行い、少し待つだけで送信機から大まかな点群の確認ができるとのことでした。これにより、その場で容易に確認ができるため、会社に戻ってデータの処理を行う際に撮り抜かりがあり、もう一度現場に撮りに行くといったことを減らすことができそうです。
㈱金剛さんで追加の検証を行うようなのでその結果を聞いてから当社導入について検討に入る予定です。
筆者:H梧